行政書士の勉強法、ひとつ目の柱は「インプット」

行政書士の独学で、しばしば受験者の目の前に立ちはだかるのが、知識のインプットの難しさではないでしょうか。

「インプット」という英語はもう日本語の一部になっていますが、これはパソコンやIT、ネットワークが世の中で一般化したことによるものでしょう。昭和末期くらいから、コンピュータに何かのデータや情報を入れることを「インプットする」と称していました。

行政書士でも、このインプットの過程を持つことが大切ですし、避けて通るわけにはいかないのです。行政書士試験では、おびただしい量の知識や法理論を学び取らないといけません。行政書士の仕事にちょっとした憧れや夢を抱いて、受けようと思った志願者の大半は、行政関連の法令なんて一度も読んだことがないでしょう。

なじみがない上に、難しくて硬質な文語体で書かれている法令を毎日読み返すのはとてもつらい作業になります。しかし、それをやらないと行政書士試験には絶対に受かりません。

では、これまでの合格者はどうしていたのでしょうか? 特別なことをしていたわけではありません。基本テキストと過去問集を交互に勉強したくらいです。実は、よくまとまったテキストと過去問には、試験問題によく出る内容ばかりを掲載しています。必要性のほとんどない部分は載せていませんが、そのような部分は「切り捨ててしまってもOK」なのです。そのような問題が万一出ても、どうせ受験者はほとんど解けません。

それよりもよく出る部分を徹底的に頭にインプットさせて、どのようなひねりを加えて出題されても解けるように対策しておくことが、初心者の受験者にとっては大切なことなのです。