行政書士の勉強法、ふたつ目の柱は「アウトプット」

行政書士の受験者がやらないといけない勉強法のひとつが「アウトプット」です。これはインプットと同様に、念入りにやらないといけません。

少し昔だと、アウトプットという言葉は、インプットと比べたらあまりメジャーではなかったかもしれません。しかしゲームやネットがメジャーになるにつれて、若い世代を中心に広まった言葉です。技術用語としては、画面やモニターに正しい情報やデータを表示させることを意味します。ひるがえって近年では、浴びせられた質問に対して正しい答えを返したり、仕事等の場において実績をたたき出したりすることを意味するように変わっています。

行政書士の受験においては、アウトプットとは問題に対する正答を見つけること。行政書士の問題はほとんどが、選択肢の中から正答を選び出す問題ばかりですから、まさにインプットされた知識をもとにして、正確なアウトプットができるような人間になることが求められるのです。

実はこのアウトプット、簡単にはできるようになりません。少なくとも行政書士受験の場合なら、試験日までにひたすら実戦練習を積むしかありません。したがって、時間や工数がたくさんとられてしまうのですが、その点は覚悟しないといけません。

行政書士試験では、過去問集を何度も何度もやり返すことが大事です。試験問題もけっこうボリュームがありますから、試験までに数ヶ月あるなら、「1回や2回しかやる時間がない」なんてことにはなりません。時間が少ない場合でも、3年分以上を最低3回はやりたいところです。できたら、5年分以上を5回以上はやり返したいものです。

行政書士のアウトプット演習を繰り返すことで、問題文をいち早く読む技術やいち早く正答を選び出す技術が磨かれます。そして、問題の特性に精通することだってできます。アウトプットの練習時間は、試験時間の中でしっかり確保すべきでしょう。